3繝倥z繝シ繧キ繧・01ルミエール横の道を入ってすぐの場所にあるブックカフェ『オカマルト』。

青い扉を開けて2階に昇るとにこやかで優しそうな雰囲気の店主、小倉東(ドラァグクイーン・マーガレット)さんがお出迎えしてくれる。

その小倉さんが長年に渡ってコレクションしてきた同性愛関連の雑誌や書籍は1万冊を超えており、保管するだけでも倉庫代などの維持費がかかってしまう。そのため一時は大学への譲渡も考えたそうだが、小倉さん曰く「論文をまとめたものや高価な写真集などももちろん貴重なものだけど、つまらないエロ雑誌や風俗的な内容の本にこそ、その時代を生きてきたゲイの真実が反映されている」ということで、ゲイ雑誌などの学術的な価値がないものを処分してしまう大学へ寄贈することは断念。

「小さな店なので蔵書全てを置けるわけではないけどやはり本は読まれてこそ価値がある。後世に残すべき本を維持するため、そしていずれ誰かに引き継ぐことも考えて、皆さんに気軽に閲覧していただけるブックカフェを作りました」とのこと。

3繝倥z繝シ繧キ繧・08

ちょっと早めに新宿二丁目に来て、小倉さんとの軽快な会話を楽しみつつ友達と待ち合わせをするのにもぴったりな隠れ家的存在。希少な本をめくりながら美味しいお茶でまったりしてみませんか?

扉を開けて見上げるとすぐ見える「今月の課題」コーナー。

第1回はブックカフェのオープンにかけて「日本のゲイ雑誌の創刊号」を1月末まで展示している。

かつて日本の3大ゲイ雑誌と呼ばれた薔薇族、さぶ、アドンを筆頭に、ザ・ゲイ、サムソン、MLMW、SUPER MONKEY、KNOCK、ファビュラス、G-MEN、そしてバディなど、様々なゲイ雑誌の創刊号を見ることができる(倉庫から探し出せていないものは見つかり次第随時追加展示)。

三島由紀夫も参加していた日本初の会員制ゲイ雑誌「アドニス」(1952年に創刊)の別冊「メモワール」など、歴史的価値の高い本まで閲覧することができる。2月以降は1970年代にアメリカの28法案の元になったものなど、歴史的な価値の高い「ゲイの絵本」を展示する予定。

『オカマルト』
東京都新宿区新宿2-18-10 新千鳥街2F
03-6380-0280 営業日:日~水/13:00
~20:00 料金:1500円/1D+お茶請け
(以降1D:700円)
フェイスブック&ツイッター@cafeokamalt/

Editor: