時代が平成になり、LGBTという言葉が世の中に出回る前の日本では、同性愛にまつわる、特有の美学故に隠花植物の様な、愛を表したアートの傑作が数々生まれた。一見全く違う作風の作家を一堂に展示する事で、何か特有の世界観が立ち上がるのではないかという試みの元にアート展が開催される。

(※作品の性質上、この記事上では一部加工してあります。ご了承ください)

G−01
長谷川サダオ
昭和のゲイ雑誌のほとんどで活躍した、昭和の日本を代表するゲイ・エロティック・アーティスト。成山画廊所蔵の中から晩年の作品を中心に展示。

G−02
三島剛/1970年代
三島由紀夫との出会いでペンネームをもらい、昭和を代表するゲイ雑誌「薔薇族」「さぶ」で活躍。ゲイ特有のフェティシズムを醸し出す作風はいまでも根強い人気を誇る。

G−03
高畠華宵「雪の新聞配達」1920年代
大正から昭和にかけて活躍。流行歌に唱われる程一世を風靡し、戦後消えてしまった挿絵画家。今回は彼の真骨頂ともいえる美少年画を展示。

G−04
山中春雄「ペルソナ」1950年
貧困の末、愛人の男に滅多刺しにされ43歳の若さで死んだ画家のセルフポートレイト。

「G」
会期/2017年10月14日(土)~11月18日(土)
時間/13:00~19:00(水・日・祭休廊)
出品作家(順不同)/高畠華宵、金子國儀、三島剛、長谷川サダオ、大川辰次、月岡弦、山中春雄、矢頭 保、田亀源五郎
会場/成山画廊
東京都千代田区九段下南2-2-8
info@gallery-naruyama.com
http://www.gallery-naruyama.com/