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中村うさぎ・佐藤優

生死の境をさまよった女と社会的に殺されかけた男が謳る

 

スティッフパーソン症候群という非常に稀な進行性の神経性疾患で生死の境をさまよった、作家の中村うさぎ。鈴木宗男事件で逮捕され、社会的に殺されかけた元外交官で作家の佐藤優。それぞれ、違う形で「死」を経験したふたりが語る、「死」をテーマにした対談。その内容は、死そのものを語るものではなく、生の対極である死を意識することで、生きることのすばらしさや意昧を問う実用害、という感じ。

 

とはいえ、一癖も二癖もある2人の対談なので、社会をにぎわせた人物(小保方晴子、酒井法子、ASKA、)のことや、ゲイのこと、政治の裏側、宗教観やフェティシシズム、ゲームやアニメまで、話はするすると横道にそれていく。しかしながら、世の中の出来事の全てには、必す「死」が密接な関わりを持っている。なんとなーく、ぽんやり生きている人にとって、まさに目から鱗がこぽれ落ちる異色本。人生に悩んでいる人はぜひ、この一冊で人生に笑いを。

 

 

体調不良のまま、原因不明の病で呼吸が止まり、そして心肺停止。死の淵から3回も生運した女王様の劃的な復活を纏った体験記。こちらも併せて読もう!

 

 

Badiでコラム連載中

 

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