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ゲイなら誰でも一度は足を踏み入れたことがある、アジア最大のゲイタウン新宿二丁目。

この街は見る人によって全く違う、様々な顔を持っている。
純粋なゲイにとっての新宿二丁目は恋の駆け引きとエログッズを求めて行く場所であり、泣いたり笑ったり、ちょっぴり傷ついたりしながら自分のゲイアイデンティティを育成する場所でもある。また、ストレート(ノンケ)の目に映る新宿二丁目は、毒舌でダミ声のママとオシャレなイケメンゲイがあふれている魅惑の街。

そしてテレビで紹介される新宿二丁目は魑魅魍魎が行き交う怪しさと不思議でいっぱいのアンダーグラウンドの世界。女装をする人、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダー。様々なセクシュアリティの人にとってまた別の魅力がある。

そんな、ひとことでは説明できない不思議な街・新宿二丁目のこと、皆さんはどれくらい知っていますか?ゲイ・アクティビストであり、文化人類学者でもある砂川秀樹さんによる著書『新宿二丁目の文化人類学』は、ゲイの視点からとてもわかりやすく新宿二丁目の魅力と秘密を解説しています。

我々若い世代が知らない黎明期の新宿二丁目、そこからどう移り変わり変化を繰り返して現在の街になったのか。読み応えたっぷりだけど分かりやすくてさらりと読めてしまうので、ゲイなら必ず読んでおきたい一冊です。一般書店ではちょっと買いにくいな、という人は、新宿二丁目のアンテナショップ『ルミエール』で店頭販売&通販も行っています。

この夏、そして秋の読書に、ぜひ。

『新宿二丁目の文化人類学』
砂川秀樹・著/太郎次郎社エディタス/3240円(税込)

新宿ルミエールほか、全国書店にて好評発売中
お問い合わせ/新宿ルミエール(03-3352-3378)

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著者・砂川秀樹さんよりコメント:
新宿二丁目への思いを込めて研究し、書き上げた博士論文が本になりました!いろいろな人のやりとりの中で生まれた本です。関心のあるところ、読みやすいところをかいつまんで読んでいただければと思います!

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