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45. VOICE × FAMIRY あなたと一緒に歩むゲイライフ モデル“K”

僕は家を出るまであんまし家族が好きではなかった。むしろ憎んでいたほうであった。
父は自分たち子供に興昧を持っていなかったし、兄や姉は僕を馬鹿にしてきたから。母にいたっては、カミングアウトをした時、「もうあんたとは関わりたくない」とさえ言われたから。
だから僕は家族から愛されていないんだなとも考えていた家を出る時も、やっとこの人たちから離れることができると考えていた。早<家から出たい、この一心だった。でも、家を出る日の朝、ひっそりと母が泣いているところを発見した。もう僕と関わりたくない、と言っていた母が泣いているところを。
最初は泣いている理由がわからなかった。けど、玄関に立って母を見た時、その理由がわかった。
家族だからだ。どんなに憎んでも、どんなに関わりたくなくても、家族は家族なんだ。嫌いになんてなれるはずがないんだ。それがわかった瞬間、なぜか僕の目からも大粒の涙があふれた。なぜだかわからないが涙が止まらなかった。たまっていたものが流れ出てきた気がした。
どんな親も子供のことを思っている。週去にどんなことがあろうと。だからもし、この文章を読んで何か感じることがあったのなら、ぜひ母親や父親、兄弟と連絡をとってみて欲しい。あなたを思う家族がきっといるはず。そしてその事実に気がつくことができたら、あなたはさらに幸せに近づくことができると思う。

 

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